大手チェーンの保険シッョプと保険会社の保険ショップ

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保険ショップの種類


外から見ると「同じ」保険ショップに見えても似て非なるものがあります。駅近くの商店街やショッピングモールに保険ショップが増えてきていて、どこの保険ショップも似た造りです。パンフレットが並び相談スペースがあります。どこもでも同じように思えますが随分違います。



大手チェーンの保険ショップ


全国で何10何100店を展開する保険ショップチェーンです。直営点だったりフランチャイズだったりしますが、統一プランのサービスを展開していますので、特に直営店については一定の同質のサービスが提供されます。

店舗スタッフは保険相談を受け付けるファイナンシャルプランナーの位置づけです。そして最終的に保険営業も行います。


全国各地に保険ショップがありますから、引っ越し等しても他の保険ショップでその後の保険契約のメンテナンスを受けられます。しかし契約した近所の保険ショップが統廃合されたりすることや、担当者が遠方の保険ショップに転勤になるってしまうということもあります。

一定の基準で店舗スタッフを採用し、社内教育制度があるところも多くあります。ショッピングモール関連会社が運営する保険ショップチェーンもあります。

メインターゲットは、小さな子が生まれたといったファミリー層向けです。ファミリー層に向けてキッズスペースなどを設置しているショップも多くあります。

主な大手チェーンの保険ショップ

保険クリニック
保険見直し本舗
ほけんの窓口
みんなの保険プラザ
ほけんの専門店
みつばち保険ファーム
ほけんの110番
保険テラス
保険市場
ライフサロン
ほけん百花
保険ひろば
アウトバーン保険物語



保険ショップ風の保険代理店



従来からの保険代理店が経営する保険ショップです。これまで商店街や住宅地そしてビル内にあった保険代理店のオフィスについて、入口を店舗風にきれいに改築して保険ショップの名前を付けたものが目立つようになりました。

これまで「○○保険代理店□□商事と」いった看板を「□□保険ショップ」と名前を付け変えます。

それとは別に地元の保険代理店が近隣のショッピングセンター等に保険ショップとして出店しているケースもあります。

このような展開をする保険ショップにはもともとの保険代理店が優秀な保険マンのことも多く、また経験も長く深いことが多いので、そのような優秀な保険マンからアドバイスを受けることができれば幸せです。もちろん、常にそうとは限りませんが。

各個別の保険代理店は各保険代理店主の個性により、得意とする保険商品や顧客層に得意分野が偏っていることも多く、その特徴はショップにより様々です。


大手チェーンでは扱っていない自動車保険が得意だったり、法人向けの節税保険が得意だったりします。

全国に数百店の「アフラックショップ」がありますが、アフラックの保険代理店が店舗化したものが主です。

生命保険会社の運営する保険ショップ



保険代理店でなく保険会社が運営する保険ショップです。

注意すべき保険ショップです。例えば日本生命は「ニッセイ・ライフプラザ 」、第一生命は「第一生命ほけんショップ」という保険ショップを全国で展開しており、一部では夜間営業も行っています。

これらはその保険会社直営の保険ショップです。つまりその保険会社のお店です。その保険会社の商品しか選ぶことができません(第一生命ではアフラックのガン保険は選べます)。

つまり保険ショップの有利なポイントである複数の保険会社の保険商品から比較選択することができません。その保険会社の商品からしか選べません。


明治安田生命は「保険がわかるデスク」と「ほけんポート」とがあります。「保険がわかるデスク」は明治安田生命の直営ですが、「ほけんポート」は複数保険会社の保険商品を扱う保険ショップです。

保険会社の直営ショップは基本的にはその保険会社の商品しか扱っていません。

住友生命には「ほけん百花」と「ほけんの森」とがありますが、住友生命の直営ではなく、両方とも住友生命の子会社が運営する複数保険会社の保険商品を扱う保険ショップです。


銀行や証券会社の保険窓口



銀行や証券会社の支店内に生命保険のパンフレットが並ぶようになっています。銀行等の窓口で生命保険の相談に応じるようになっています。

メガバンクをはじめとする各銀行の保険窓口の保険販売は、一時払いの年金保険などの、まとめい何百万円を保険料として支払う商品です。

お年寄りに例えば300万円の定期預金を解約させて300万円の保険料の保険に入らせるというのが普通です。

なんで定期預金を解約までさせて生命保険に入れるのか?、定期預金は銀行にとってはもうからない商品ですが、300万円の保険にいれさせれば、保険代理店としての銀行には10万円等の保険販売手数料がはいってくるのです。

一部のメガバンクでは医療保険やガン保険などの販売も始めましたが、まだまだちゃんとした保険コンサルは定着していません。

メガバンクを始め多くの地銀では、「お年寄りに例えば300万円の定期預金を解約させて300万円の保険料の保険に入らせる」といった提案が主流のようです。つまり一時払いで保険料をドーンと入れてそれで終わり。

だから真っ当な生命保険の無料相談は期待しないように…。


ただし一部の地方銀行第二地銀は大手の大手ブランドの保険ショップと提携してこまめな保険相談サービスを始めています。







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