保険ショップのデメリットと不安…保険ショップへの誤解

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保険ショップのデメリットと誤解

保険ショップへの不安とデメリット


保険ショップへの不安

(1)無料相談でも実際は保険販売代理店だから
保険ショップは保険販売代理店なので、保険を売らないとビジネスにならない…という事実。つまり、「無料相談」と言いながら、ちゃんとした顧客に有利なアドバイスしてくれるのだろうか、無料相談といいながら売りつけられないか…という不安。

(2)複数の保険から選ぶから
「顧客にとって、いい保険・悪い保険」ばかりでなく「保険ショップとって、儲かる保険・儲からない保険」がある…という事実。つまり、ちゃんと顧客の立場で選んでくれるのだろうか…という不安。

(3)店舗スタッフも人間だからだから
保険営業マンや生保レディなら「誰々の紹介だから安心」ともなるが、紹介なしでの保険ショップで割り当てられる担当者はどんな人か分からない……という事実。つまり、運悪く変な人が当たらないだろうか…という不安。

(4)大手チェーンは組織だから
生命保険会社のベテラン営業マンなら担当者としてずっとそこいにる可能性は高い(かもしれない)が、保険ショップはいつその店舗が廃止統合になるか分からないし、その担当者が退職転勤になるかわからない。…という事実。つまり、後々の保険の諸手続きが心配になる…という不安。


保険ショップへの不安とデメリット
なんでこんな心配が起こるのか




「無料相談ボランティア」ではなく、保険販売代理店




何で無料相談が成り立つのか考えましょう。それは保険ショップが生命保険会社の保険商品を販売する販売代理店だからです。

まずは無料相談のサービスを行い、結果的に生命保険の販売に結びつけます。生命保険の販売により保険ショップは保険会社からの販売手数料という売り上げが生じ、家賃が払え、人件費が払えます。ボランティアではありません。

だからお人よしの無料ボランティアではなく保険販売のためのものです。



「生命保険の無料相談をどうぞ」と保険ショップは訴えます。なんで「無料」なの?

「無料相談」だけやっていたらその保険ショップはつぶれます。保険ショップの運営会社は家賃を払っていますし人件費も払っています。「無料相談」のボランティアではありません。

保険ショップの運営会社が保険代理店です。

保険代理店とは、保険会社の保険商品をその顧客に契約させて、つまり保険の販売をして、保険会社から保険販売の手数料を受け取る会社です。

保険ショップでは「生命保険の無料相談」をまず受け付けます。そもそも「生命保険の無料相談」を受ける人は生命保険に不安や心配のある人です。その無料相談の結果としてその顧客が保険に入れば、その保険会社から保険販売手数料を受け取ります。

「無料相談」から始まって「保険販売」に結びついて初めてその保険ショップ運営会社にはお金が入るのです。ただ顧客からはお金をとらないから完全に「無料相談」といえるのです。そして顧客が保険会社に保険料を払い、その保険料の一部が保険会社が保険ショップ側に保険販売手数料として支払われるのです。

さてその販売手数料はどのくらいなのでしようか。見てみましょう。






複数保険商品だからの危険




複数保険会社の保険商品を比較して選べるということは間違いなくいいことです。「良い生命保険・悪い生命保険」「自分に合った生命保険・自分に合わない生命保険」。

ただし保険代理店としての店舗スタッフにとっては「販売手数料の多い生命保険・販売手数料の少ない生命保険」「儲かる保険・儲からない保険」とがあります。「良い保険だけれども儲からない保険・悪い生命保険だけど儲かる保険」もあります。

「儲かる保険」に誘導されてしまうこともありえます。



複数保険会社の商品から選べるということは、顧客からみていいことばかりではありません。

もちろん保険商品を比較検討できるということ自体はとてもいいことです。でも比較検討しても迷ってしまいます。その時「どれがいいですか」と保険ショップのスタッフに尋ねます。

保険ショップのスタッフは二つのことを考えます。まず「このお客さんにはどれがベストかな」。もう一つは「どっちの保険の方が保険会社からもらう販売手数料が多いかな」。


「このお客さんにはどれがベストかな」ではなく「どっちの保険の方が保険会社からもらう販売手数料が多いかな」で選ばれてしまうと、顧客は困ります。

さらに極端になると「販売手数料が多い保険商品」へと顧客を誘導してしまいます。誘導された顧客にはそれはよく分かりません。




 



 




悲しいことですが、保険ショップに限らず、現実にあることです。保険ショップも商売ですから、仕方ありません。

そんなこともあるという前提で、「なんでこの保険商品なのですか」「この保険商品で私の希望はかなうのでしょうか」と聞き続けることです。ちゃんとしたアドバイサーならば顧客希望に合わせてプランを変更してくれます。そして、おかしいと感じたならば、そこで打ち止めにしましょう。

優先順位をしっかり考えましょう。「大きな保障で少ない保険料」は無理です。どちらを優先するか。また死亡保障と医療保障のどちらを優先するか…。

これは自分で決めないといけません。「お奨めはどうでしょう」と気楽に聞かないで自分で決めることです。自分の優先順位に基づいて専門家としてアドバイスをもらいましょう。そうすればこれらの問題も随分解決されます。

複数の保険ショップで相談するのもいいでしょう。相手を見る目もできてきます。

断るべき提案は堂々と断ります。妥協してはいけません。「自分の保険は自分で決める」という意識です。保障も保険料も「自分の保険は自分でしか決められない」と覚悟すれば、大きな失敗はしません。


保険ショップの「商品」は何か



生命保険を選ぶときは「良い保険商品か悪い保険商品か」です。保険ショップでは「良い店舗スタッフか悪い店舗スタッフか」が大切です。

保険ショップの店舗スタッフの全員が良いはずありません。当たり外れもあります。提案力に差があります。全てが「安心して託せる人」のはずはありません。人に当たり外れがあるのは当然です。そのつもりで。


顧客としては「無料相談」です。「無料相談」でいいというから「無料相談」をしてもらっているという態度を貫きましよう。つまり…納得できない相手だったら「無料相談ありがとうございました」と言って帰ってくればいいのです。無料で親身になって相談してくれたんだから、それじゃあ悪いわ、などと考えないように。

生命保険の保険料は総額で100万円200万円という大きな金額になります。大きな買い物なのです。さんな気兼ね無用です。

きちんとしたいいアドバイスをしてもらえば、つまりちゃんとした提案とアドバイスをしてくれて、納得すれば、顧客はその人にお願いすることになるのです。

そもそも保険ショップの商品は何でしょうか。保険商品ではありません。そこにいる生命保険に詳しい店舗スタッフです。いいアドバイスといい提案をしてくれてかつ感じがいいかどうかです。安心して託せる人かどうかです。その人と一緒に保険を選べるということが保険ショップのいいところなのです。

安心して託せる人と思えなかったなら、迷わず「無料相談」だけで終わらせるのです。安い買い物ではなく、自分の人生を託すものであり、保険料総額100万円200万円という大きな金額となるものなのですから




間違えないでください、「保険」を買うのではなく、「安心して託せる人からのアドバイス」を買うのです。

つまり、安心して託せる人か否かです。保険ショップのスタッフには新人もベテランもいます。保険に対する考え方もいろいろです。

儲かる保険を売りつけて稼ごうとする人もいます。素晴らしいファイナンシャルプランナーもいます。二日酔いで頭がボーっとしているスタッフもいます。全てが「安心して託せる人」のはずはありません。人に当たり外れがあるのは当然です。そのつもりで。


保険ショップのように複数の保険商品を組み合わせることは複雑です。大手生保のセールスレディや保険営業マンは自社商品だけ知っていればいいのに、保険ショップだは何社もの保険商品を知っていなくてはいけません。

複数保険商品といってもよく扱う保険商品は限られるでしょうが、保険ショップの提案の方が複雑で高い技量が求められるのです。更に保険の見直しならばもっと深い技量が必要です。

心配なら複数の保険ショップを回ることをお勧めします。だんだんと店舗スタッフの良し悪しも判断できるようになるでしょう。







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